ヴィゴ・モーテンセン

ドラマ

「グリーンブック」ーこれこそがアカデミー作品賞にふさわしい映画だー感想

そう、この映画の最大の魅力は、主役2人の掛け合いが楽しいバディものなところです。教養があって理知的なドン・シャーリーはいかにも上流階級の紳士という感じ。かたやトニー・リップは下品だし喧嘩っ早いけど、明るい性格で大勢の家族や仲間に囲まれています。孤高のドン・シャーリーとは何から何まで正反対。そんな2人が旅の経験を通して互いに認め合い、やがてはベストパートナーになっていく展開はロードムービーのお約束。いや~、何回観てもグッときますね。